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建築土木学科の主な進路
  • ゼネコン(建設会社)
  • 設計会社
  • 建設コンサルタント
  • 運輸・鉄道
  • 不動産デベロッパー
  • 公務員

その他に理系学生としてゲーム会社やSE、建築機械への就職も少なくありません。

 

ゼネコン(建設会社)

工事現場で安全と工程を管理する、いわゆる現場監督を行います。

基本的に自分が作業する必要はありませんが、作業員が作業しやすい環境を整えるのが仕事です。

資機材の発注に加え、測量により正確な作業ができているかチェックも行います。

現場での仕事が多いですが、事務仕事も多く、下請け業者との契約書類の整理や資機材会社の請求値引き交渉なども業務の1つです。

 

設計会社

土木業界の設計は建設コンサルタントが行いますが、建築業界は設計会社が行います

一般的にイメージするスケッチブックでの設計よりも、いまはCADを使ったデジタルの図面設計が中心です。

一級建築士の資格が必須の業界で、資格がないと信用してもらえず、仕事を受注出来ません。

そして、一級建築士は合格率10%の超難関です。

社会人になっても勉強って生活が耐えられる方は目指してみてください。

 

建設コンサルタント

建設コンサルタントとは、土木工事の設計を行う仕事です。

土木工事は国が企画し、建設コンサルタントが調査・設計を行い、ゼネコンが工事を行って完成します。

調査というのは、トンネル掘削の事前にボーリング試験など地盤の強さを図る調査です。

土木は地面を掘ることが多いので、地盤調査がメインになります。

 

役所の公務員と工事現場という極端な2者に挟まれ、調整能力とストレス耐性が求められます

公務員は法律遵守とマニュアル通りの書類提出を求め、実際の施工しやすさは度外視です。

それを求められる建設コンサルタントは施工しにくくても安くて公務員が望むように設計します。

そのため、ゼネコン社員から現場を知らなすぎる、施工しにくい設計をするなと言われてしまうんです。

建設コンサルタントは年度末に繁忙期を迎え、誰しもが一度は泊まり込みを経験します。

 

一方で納期に迫られていない夏は極端に暇で、ゆったりしています。

もちろん定時帰りです。

年中若干忙しいのも疲れますし、やるときにガッ!と終わらせたい!って方にはオススメです。

 

運輸・鉄道

運輸って言い方が分かりづらいですが、JRや首都高速株式会社など、鉄道や高速道路を企画し、建設し、管理する会社を指します。

建設業務はゼネコンと変わりません。

例えば首都高速なら、高速道路の現場監督になります。

その代わり、道路工事のみに携われるので、ダム現場やトンネル現場は嫌だなって方にオススメです。

ちなみに設計は建設コンサルタントに外部委託することが多いです。

 

運輸系企業の業務でも、建設以外の分野は文系チックで楽しいものが多いです。

JRは鉄道建設とともに駅周辺の不動産開発を行っています。

業務内容は不動産デベロッパーと変わりません。

駅前という立地条件が不変なため、開発の自由度が少ない感は否めませんが。

 

管理については不動産や鉄道を所有しているわけですから当然ついてくる義務です。

駅ナカに店舗が入っているなら、各店舗を見回って店員さんの悩みを聞き、親子世帯を店に呼び込みたいと要望があれば仮面ライダーショウを企画するなど、テナント店舗の営業をサポートします。

ジャンルが鉄道に限られてしまうものの、部署異動によって企画から建設、管理まで網羅できる点が魅力です。

 

不動産デベロッパー

土地を購入して建物を開発し、売ったり貸したりして収益を得る業種です。

分譲マンション、賃貸マンションとよく耳にしますが、建てたマンションを売るのが分譲、建てたマンションを貸すのが賃貸マンションです。

賃貸の場合は所有権を持ったまま毎月家賃を収益としますし、分譲の場合は一度限りですが売却できた際にドバッと収益が入ります。

企業ごとにどちらをメインとしているか分かれるので、調べてみてください。

 

また、開発する建物の種類も、マンション、オフィスビル、商業施設など多種多様で、不動産デベロッパーと一括りにできない業種です。

購入した土地に対し、企画から建設、管理まで行うことができるのが魅力です。

文系も就職してくるので選考倍率が高くなりがちなのは注意しましょう。

 

公務員

今回ご紹介するのは建設系の公務員採用についてです。

県の建設系公務員を例に挙げると、県が発注している工事現場の担当になり、工事の工程管理や設計変更書類のチェックが主な仕事です。

その辺の事務仕事は他の部署の公務員と同じですが、1番の特徴は災害時に呼び出されることです。

台風被害が出たら、たとえ休日でもその場に行って状況確認と対策立案をしなきゃいけません。

最近は働き方改革なのか何なのか呼ばれても無理に行かなくていいらしいですが。

 

また、現場でコンクリートを打設した際はその完成形が図面と一致しているかなどの検査をしに現場に行きます

気分転換にもなりますが、忙しい現場だと毎週のように検査があるので移動時間のせいで自分の仕事ができずストレスに。

ずっと座って仕事するのは性に合わないぜって方や、体を動かすのが好きで、でも公務員くらいのんびりしてる仕事がいいって方にオススメです。

 

まとめ

建築・土木系出身の就活進路にはそれぞれメリットがあり、個人の好みによって良し悪しがあります。

パソコンカタカタ形の仕事も、現場で体動かす系の仕事も選び放題ってのは建設系の強みです!

他学科では真似できません!

当記事を参考に、自分に合う業種をぜひ見つけてください。