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部活引退時期と大学受験の関係【3人の体験談】

 

大学受験を控えた高校生の皆さんは、部活動を辞めるタイミングに悩んでいることでしょう。

部活時間を割いて勉強したいと考えつつも、途中で辞めると言い出すのも面倒だし、でも引退までまだ長い。

そんな悩める受験生のために、部活動の引退時期別に見る受験勉強との関係をご紹介します。

進学校に通う3人の受験体験を例に説明しますので、まずは3人の体験談を見ていきましょう。

 

3人の体験談

●A君:10月引退→中堅私立大学
●B君:8月引退→難関国立大学
●C君:4月途中退部→下位私立大学

 

A君:10月引退→中堅私立大学

私はラグビー部に所属していて、引退試合は例年10月に行われていました。

3年で受験生になった4月には、最後まで続けると受験勉強に支障を来たすと思って途中退部も考えました。

部員との話は楽しかったけどラグビー自体はそこまで好きじゃないし、レギュラーでも無かったし。

でも成績が悪かったので、難関大学を目指すようなことも無いので、結局何となく部活を続けていました

 

10月の引退試合はやはりレギュラー入りしないまま終わりました。

引退後は周りの学生と同じレベルについて行けず、基礎から勉強し直しました

結局基礎をマスターする前にセンター試験を迎え、ボロボロでした

何とか日東駒専レベルの私立大学には合格でき、浪人は免れました。

 

大学でも高校生の頃と同じようにサークルに明け暮れ、全く勉強していません。

大学に来た意味が無く親に申し訳ないと思いつつも、今が楽しければいいとも感じています。

 

B君:8月引退→難関国立大学

私が所属していたバレー部では例年8月に引退試合がありました。

それほど強いチームではありませんでしたが、私はレギュラーとして毎試合出場していました。

成績は学年の真ん中で、部活以外の時間は全て勉強に費やしていました。

部活を辞めれば勉強に充てる時間が増え、成績も向上するかもと思いつつも、レギュラーだし、部活動が楽しかったので3年進級後も部活を続けました

 

8月の引退試合は1回戦負けでしたが、最後まで部活を続けられたので満足でした。

引退後はそれまでの部活時間を勉強に充て、成績はぐんと伸びました

難関国立大学に合格しましたが、大学生になった今振り返ってみると、部活をもう少し早く

辞めていたらもっと上位校に合格できたのかなと欲が出てしまうときもあります。

 

C君:4月途中退部→下位私立大学

私はサッカー部に所属していました。

常にレギュラーとして試合に出場し、得点率の高いいわゆるエースでした。

しかし成績も良く、学年上位だったため「受験生になったら部活は辞める」と親と約束していました。

そのため3年4月に部活を辞めました

部員とはよく話をするものの、部活の話には入って行けず、モヤモヤしていました。

辞めた後は勉強に身が入らず、成績も期待していたほど伸びませんでした。

 

皆が引退する8月以降は周りにどんどん成績を抜かれ、気が付けば学年ワースト10位に入っていました

結局、誰でも入れるような下位の私立大学に入学し、これなら部活を続けれいれば良かったと後悔しています。

 

3人から学ぶ部活引退と受験の関係

遅くとも8月には引退すべき

A君の問題点は、引退時期が10月と遅かった点です。

10月引退だとセンター試験まで3か月しか無く、基礎を学ぶだけで終わっていまいます。

一般的な引退時期の8月に引退だったなら、基礎が完成し、センター用の応用問題にも注力できていたでしょう。

 

また、現役高校生に対するアンケート結果から、部活を早く引退・辞めた方が受験勉強をしっかりできるということも明らかになっています。

部活と受験勉強の関係

https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/kodomoseikatu_data/2009/pdf/data_06.pdf

上記グラフは、部活動への参加状況別に家庭での学習時間を調査したものです。

 

調査方法がアンケートということから、「全く勉強していないけど1時間くらいにしておこう」という人がいると想定し、1時間以下は無視します。

また受験勉強という観点から、3時間以上のものだけを見るべきです。

そうすると、部活への参加状況が濃い方から順に(グラフの上から順に)、4.2%、6.6%、9.4%と高くなります。

つまり、部活に参加していないほど家庭での学習時間がしっかりと確保できるようです。

 

最後まで続ける意味

B君の例では、最後まで部活を続けたことで、後々公開することなく勉強に集中できたようです。

一方C君は、好きだった部活を、自分の意思に反して辞めることになり、辞めた後も未練タラタラで勉強に集中できていませんでした。

 

部活が好きなのに途中で辞めてしまうと、時間はできますが集中力を失ってしまい、結局部活を続けながら短い時間に集中して勉強していた方が良かったでしょう。

ただし、A君のように部活動自体ではなく周りとの関係を求めて部活を続けた場合、引退後もダラダラとした生活になってしまいます。

その理由は、部活動が好きで部活動に集中していた人は、集中力が鍛えられているため引退後は勉強に集中することができ、部活動が好きじゃなかった人は集中力が無いため引退後の勉強に関しても集中できないためです。

そういう人は早めに引退して、時間をかけて勉強すると良い結果が期待できます

 

成功の秘訣は孤独!

B君によると、成功の秘訣は「一人で勉強すること」です。

B君は部活引退後、部の仲間と一切関わらず、話もせず、一人で勉強したそうです。

人と話して得られるものは、噂話くらいで、たまに大学評価なども耳にしますが、結局は主観でしかなく参考になりません。

受験に必要なことは全て教科書に載っていますし、一人で集中して勉強するのがオススメです。

東大に入るような人を見ても、優秀な友人と勉強内容について話すことはあっても、噂話に興じることはありません。

 

受験生は自分のための授業を見つけるべき

そして一番必要なことがあります。

受験生は学校の授業に頼ってはいけないということです。

 

受験生ともなると、ほとんどの事は既に習っていて、授業ではその復習が主になります。

また、同学年の中でレベルの差が激しいため、人それぞれ必要な勉強が違います。

そのため、自分に合った勉強法を自分で考えて実践することがポイントです。

A君が遅い引退にも関わらず浪人を免れて大学に入学できた理由もこれです。

A君は、自分は基礎から学び直す必要があると気付き、無理して周りと同じ内容をせずに自分で考えた勉強法を実践しました。

授業で行う復習問題から自分の弱みを見つけ、自分に合った勉強法を考えて実践しましょう

そうすれば引退時期が遅かったとしても、効率的に成績アップを狙うことが可能です。

 

以上今回は部活動引退時期と受験勉強の関係について紹介しました。

高校生の皆さんはすごく悩む時期だと思いますが、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。