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就活生必見!自己分析の本当のやり方

 

就活生の皆さんは、就活のやり方を先輩方から色々と聞くと思います。

でもそれって本当に必要な工程ですか?

みんなやってるからって信じてませんか?

当記事では、昨年就活を経験したばかりの現役東大生がその思考力をもってして、自己分析の方法論と必要性を徹底解剖し、本当の自己分析のやり方をお教えします。

 

希望の企業を見つけるためのフローとして下記の3点を行うことになります。

  • 自己分析
    自分自身の性格を分析する
  • 他己分析
    知人から見た自分の性格を分析する
  • 企業研究
    企業の情報を分析し、自分の興味との一致度を測る

自己分析と他己分析は「自分を知る」企業研究は「企業を知る」に大きく分けることができます。

今回は「自分を知る」について解剖し、本当のやり方をご紹介します

 

自己分析はただのバーナム効果

バーナム効果はご存じですか?

ひと昔前の占いが流行った時代に話題になった心理学用語です。

バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような一般的な性格を提示することで、あたかも個人的に当てはまっているように勘違いする現象です。

例えば占い師が「人との会話を好む性格ですが、一人で考える時間も大切にしたいタイプですね」と言ったとします。

自分にも当てはまっている気がしませんか?こんな効果のことです。

ちなみにバーナム効果のポイントは、対になる言葉を提示した上で「~な一面もある」として、場合によって移り変わることを示唆することと、「~したい性格」ということで、「したいけどできていない人」も「できている人」も両方当てはまるよう含みを持たせることです。

 

では自己分析がバーナム効果とはどういうことなのでしょうか?

自己分析のやり方を提示している人材派遣会社があり、就活生を対象に「自己分析プログラムを受講してみないか」と持ちかけられます。

そこでは自己分析と称した簡単な性格診断テストを受けますが、テスト内容は基本的にバーナム効果の質問ばかりです。

 

また、「社交的か内向的かどちらに近いですか?」という質問があります。

これはバーナム効果とは違いますが、これも無意味な診断です。

バーナム効果から分かる通り、人間にはその時と場合によって社交的な一面も内向的な一面もあります。

かつ2者の境界が曖昧なため、テスト時の気分でどちらにも当てはまってしまうんです。

 

さらに、自分で感じている自分の性格を入力しているだけなので、診断結果も自分が感じている通りになるに決まっています。

これも一種のバーナム効果ですね。

自分が感じている性格と違う結果が出たとしたら、それはプログラムの計算が間違っているというだけで、新しい自分が見つかったなんて思ってはいけません。

SWOT分析

学生に「自己分析ができるイベントあるよ」って声を掛けてくる人材派遣企業の中には、自己分析診断テストをグラフ化することで、無意味さを誤魔化そうとする悪徳企業が存在します。

グラフ火手段としてよくあるのがSWOT分析です。

SWOT分析とは、目標達成のための意思決定を行うもので、プロジェクト計画時に用いられる手法です。

具体的なやり方は、自分たち(個人、企業)の強みと弱み、目標達成の追い風になるもの(機会)、向かい風になるもの(脅威)をグラフ化します。

SWOT分析の説明

SWOT分析 - Wikipedia

 

しかし、学生が行う場合は簡略化されているため意味を為しません。

個人の強み、弱みに関しては前述の通り、書かなくても自分で理解している通りですし、機会と脅威に関しては就活で意識する必要はありません。

学生レベルだと「公務員になりたいけど公務員試験が脅威だな」くらいしか書けませんから、分かってることを書いて満足するだけです。

そんなのわざわざイベントに行かなくても誰もが自宅でやっていることです。

 

それと、私は実際にイベントに参加したことがありますが、イベントでは特にアドバイスは貰えません。

勝手に書くだけなので、本当に自宅で行うレベルの内容です。

 

人材派遣企業は罠ばかり

では前述したような無意味な作業を、人材派遣企業はなぜ行うのでしょうか?

名目上は「就活生をサポートするため」「より良い就職をして欲しい」と言っているので、無意味な作業はさせないはずですよね?

結局、嘘つきってことです。

 

企業の目的は個人情報を得ることです。

イベントに参加すると、終了時にアンケートを書かされ、氏名と学校名、メールアドレスを記入します。

そのデータを他の企業に提供することで、収入を得るのが人材派遣企業です。

イベント参加後は、興味もない企業から大量のメールが届くようになります

 

マイナビやリクナビのような大手人材紹介企業では個人の興味に合わせてメールが届きますが、その2社以外の人材紹介企業のクオリティは低く、とりあえず大量のメールが届きます。

就活時は企業から重要なメールが届くので、無駄なメールに紛れて見逃すことは避けたいです。

イベント参加はよく検討してからにしましょう。

 

他己分析の不確実性

他己分析のよくあるやり方は、家族や友人から見た自分はどんな性格か聞くことです。

恥ずかしいし、やらない人もいますが、当記事を読んで頂くほど真面目に調べられていらっしゃる皆さんはやってみようと考えているかもしれません。

ですが早まらないでください。

他己分析もこのやり方はマネしない方がいいです。

 

家族と友人で自分の見せる一面は限定されますし、友人の中でも見せる自分のキャラは違いますよね?

だとしたら、他人から見た自分は結局自分の一部から判断したものでしか無いんです。

勘違いして欲しくないのですが、一部ずつ知っている家族と友人の話を足せばいいってのは違いますよ。

例えば、

家族:データa→結果A

友人:データb→結果B

の場合、a+b→A+Bではありません。

aとbを組み合わせて考慮した場合には新たな結果Cが得られます。

全部総合して評価できるのは自分でしか無く、自己分析に重点を置くやり方を採用すべきです。

 

じゃあ何をすればいいの?

上記では、これもダメあれもダメと行ってきましたが、では結局のところ自己分析のやり方の正解は何なのでしょうか?

結論から言います。過去回想です。

 

やり方は簡単です。

  1. 0歳から今まで持った「将来の夢」を書き出す。
  2. 今も興味のあるものを抜粋する
  3. 企業研究を行う

 

1.0歳から今まで持った「将来の夢」を書き出す。

生まれてから現在まで、学校で将来の夢を語る機会がたくさんありましたよね?

それを全て思い出して書けるだけ書いてみて下さい。

今は年収や職業のモテる度など条件を意識してしまいがちですが、幼少期の夢は体裁を気にしない、あなたの本来の夢です

もちろん時間を経て好きじゃなくなっているものもあるでしょう。

しかし今も変わらず興味があるものが見つかるはずです。

消防車やみかんなど、既存の職に縛られずに書き出してみて下さい。

そういったものも、何かしら関連し、発展する職があるはずです。

 

2.今も興味のあるものを抜粋する

次に、職選びをしているんだという意識を捨てて、趣味としてでもいいので興味のあるものをいくつか選びます。

そして、その分野に関する仕事はどんなものがあるのか調べます。

みかんを例に挙げると、農家、ジュース専門店、アート、段ボール製造、パティシエ、運送業など、思いつくだけでも沢山あります。

調べればもっと沢山出ていますよ。

 

ポイントは帰省!

自己分析で重要なポイントは、実家で考えることです。

下宿性は一度帰省して、小学校やよく遊んだ公園を歩きながら考えてみて下さい。

1957年にGreenspoonとRanyardによって忘却の文脈依存性効果が明らかにされています。

これは特に環境的文脈依存性に関する研究です。

環境的文脈依存性とは、人間は出来事を記憶するときに周辺環境と一緒に記憶していて、忘れてしまっていても環境が記憶当時と一致することで思い出す場合があるという性質です。

当時の環境に帰省することで、年収や性欲に縛られない本当のなりたい自分を思い出すことが可能です。

また、気分依存性効果も確認されているため、当時の素直な気持ちも思い出すとより効果がありますよ。

 

上記のやり方で、自分が本当に興味のあることを探してみて下さい。

年収を気にしていると、上には上がいるし結局満足のいく就活はできませんよ。

一番重要なのは、他と比較しなくても自分の中だけで完結でき、満足して一生続けられることです。

 

いくつか興味のある候補を見つけたら、ネットで企業HPを見てみましょう。それが自己分析の次のステップ、「企業研究」です。