かみ速study

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物忘れの予防法【心理学から学ぶ】~し忘れとポップアップ現象~

 

「食材とシャンプーと洋服を買おう」と計画していたのに、いざ出かけると忘れてしまうことってありませんか?

この「し忘れ」現象はなぜ起こるのでしょうか?

本日はその仕組みをご紹介します。

 

「し忘れ」現象の仕組み

次に何をしようかと計画する記憶を「展望的記憶」と呼びます。

展望的記憶にエラーが生じることで、「し忘れ」現象が生じるのです。

 

し忘れはどんな状況で起こりやすいのかを研究した偉大な方がいらっしゃるので、ご紹介します。

研究論文→無意図的想起と行為のしわすれ現象,小谷津,1992

 

研究の結果、「朝食を食べる」「歯を磨く」など日常の習慣化された行為と、「旅行に行く」など特別な行事は忘れにくいことが分かりました。

一方、習慣化されるほどではないが、特別というほどでもないような出来事が忘れられやすいことが分かりました。例えば「物を買う」「投函する」などです。

 

どうやって思い出す?

し忘れ現象が発生する一方で、ふいにパッと思い出すことってありませんか?

それを「ポップアップ現象」と呼びます。

 

し忘れを思い出す方法とその割合を調べた研究があります。

研究によると、外的事象がきっかけとなって思い出す割合が約64%と高く、次いでポップアップ現象が約14%と多いことが分かりました。

また研究では、集中していた作業を終えてリラックスしているときにポップアップ現象が生じやすいことが分かっています。

 

とりあえず行動を起こす

ですから、何か忘れていそうなときは、何かしらの行動を起こしてみる手段が考えられます。

その中に関連のある事象があれば、思い出すきっかけになるかもしれません。

 

無理に思い出そうとしない

もしくは、思い出そうとせずに一旦置いておいて、他の何かに集中してみるのも良いでしょう。

作業に集中して、「んーー」っと背伸びしたときにふいにポップアップ現象が起こるかもしれません。

 

TOEICに応用してみた

し忘れと思い出しの仕組みをTOEICテストに応用してみましょう。

 

英単語もよく忘れてしまうことがありますよね?

しかもテストのときに限って忘れやすいものです。

そんなときに思い出す方法をご紹介します。

 

ここでご紹介するのはリーディングパートの思い出し方法です。

 

例えばpart5で、覚えたはずなのにどうしても思い出せない英単語が出題されたとします。

そんなときは、とりあえず適当にマークして問題番号を覚えておき、次の問題に進みます

TOEICに出題される英単語はだいたい決まっているため、使用単語の種類が少なく、同じ単語が何度も出てくることが多いです。

先の問題に同じ単語が出て来れば、思い出せるかもしれません。

 

また、part5は文章が短いため思い出せなくても、part7の文章題であれば文脈から推測して思い出せる可能性が高いです。

part5の時点で無理に思い出そうとして時間を浪費するよりも、先に進む方が効果的です。

 

以上今回は「し忘れ」現象と思いだす方法をご紹介しました。

思い出し方を理解することで、TOEICを始め様々なテストに応用できますので、ぜひ使ってみて下さい。