
本日はESの志望動機欄を一緒に書いてみましょう!
例文を用いながら順を追って説明し、最後に私が作成したテンプレートを載せておきます。
企業側が知りたいこと
ESを書くときに念頭において欲しいのは、企業側が何を知りたいのかです。
文字通りの質問ではなく、暗に意図されている内容を理解しましょう。
志望動機であれば「なんでうちに来たいの?」の裏に、「君が来ることでうちにメリットある?」「どういう生き方だったの?」「時間かけて悩んだかい?」など色々な意図を含んでいるわけです。
他にもたくさんあるのでご紹介しておきます。
- 入社することによる会社のメリット
- これまでの生き方
- そこから学んだこと(同じ経験をしても学ぶことは人それぞれで、こうするとこう考える人なんだ、というその人の考え方を知りたい)
- その経験をどう話すのか、伝え方
- 十分な時間をかけて選んだか、第一志望か
- すぐ辞めようとしないか
全てに対する回答を含ませるのは難しいですが、なるべく回答を含んだ志望動機にしましょう。
絶対抑えるべきポイント
先程ご紹介した意図のうち、これだけは外せない!ってものの回答方法を詳しく説明していきます。
本当は全部回答したいんですが、面接でも伝える機会はありますので、面接では伝えにくいものをESで書いておきます。
例えば経験や生き方は、どうしても長文になるので書いた方が伝えやすいです。
経験や生き方
あなたが学生時代に経験したことと、その経験から学んだことを書きます。
他の学生が経験しないようなことであれば積極性、挑戦心をアピールできますし、経験から学びに繋げる学習力、思考力をアピールすることもできます。
ただし、ネット系やSNS系の経験テーマは控えましょう。
面接官はおじさんなので理解できず、距離が遠く感じます。結果、この学生はうちに合わないと判断されてしまいます。
経験の例としては、アルバイトやサークル、ボランティア、学業が一般的です。
他の学生との差別化を図るなら、趣味や旅行が書きやすいでしょう。
学んだこと
学んだことを書く際は、まず言葉を1つ決めておくと書きやすいです。
計画性、素直さ、交渉力など、自己PRと被らないテーマを決めます。
話には嘘の無いようにします。書くだけなら嘘でも書けますが、面接で志望動機を確認された際にどうしてもハキハキと話せなくなるものです。
おまけ:書き方のポイント
また、伝え方も見られています。
他の人はダメだけど、自分はこうしました!など他者を見下すのは禁止です。
あと勘違いしがちですが、自己PRとは違うので自分が凄いって言わなくて結構です。
志望するに至る理由の1つの、普通の体験を書けばいいです。
十分な時間をかけて悩んだか
十分時間をかけて悩み、第一志望と言えるほど意思がしっかりしているか、すぐ心変わりしないか、への回答を考えていきます。
回答として信頼されやすいのは、
などです。
子供の頃からってのは証拠が乏しいですが、案外信用されやすいです。
また、インターン参加経験は大きいので、参加した方は必ず書いておきましょう。
興味を持ち始めた時期としては、就職活動を始めてからよりも、大学2年からの方が評価されやすいです。
余談ですが、面接では第一志望であることを確認するために、他に志望している企業はどこですか?と尋ねられることがあります。
その場合は同業界の企業を挙げておきましょう。そうすることで志望が固まっているとアピールできます。
作成用 例文テンプレート
前述した重点2点のみを抑えたテンプレートを作成しました。
他の回答も追加したい場合は適宜追加してご使用ください。
数ヶ月後、私の担当したお客さまが初めてリピーターとして2回目の来店をされ、前回の商品がとても合うからまた私に紹介して欲しいとおっしゃって頂きました。そして、自分が綺麗になるよりも、お客さまを美しく見せて喜んでもらう方が嬉しいと感じました。
また、もっと大勢の方に喜んで欲しいと思いました。化粧品店では来店して頂く方に限られてしまうため、より広く紹介できる女性向け雑誌を取り扱う貴社を志望させて頂きました。
アルバイトの2年間毎日ノートを付けていたため、言葉で紹介することに慣れており、貴社の記事作成に即戦力として貢献できます。
テンプレートでは、①いつから興味を持ってるのか、②そのためにした努力や経験、③学んだこと、④入社後どう活躍するかの順で書いています。(↑下線部)
入社後どう活躍するかを書いておくと、企業側へのメリットが分かりやすく、採用率もグッと上がります。
以上今回はESの志望動機の書き方をご紹介しました。
テンプレートが長文になってしまって申し訳ございません(笑)でもその分、分かりやすくなっていると思います!
ぜひ参考にしてみてください。