スマホの普及により、行ったことの無い場所でもあたかも行ったことがあるほどの情報取得が可能になりました。

地図アプリを使えば、お店を探してルート案内までしてくれます。

地図で見ても分からない

ってことありますよね?

 

私もたまにありますが、方向音痴だと地図を現実に当てはめるのが難しいんですよね。

今私はどの方角を向いているのか、地図にある交差点はココか、それとも1つ先なのか。

ルート案内機能なら地図なんて読めなくても大丈夫!

かというと、そうでもありません。

そのルート案内が本当に正しいのか分からないまま進むのはリスクです。

自分の周りの建物から現在地を特定し、自力で地図を読んで目的地に向かわなければなりません。

 

そこで今回は地図が苦手な方向音痴の人の心理を解き明かし、心理効果を利用した方向音痴改善法をご紹介します。

 

方向音痴の原因

方法音痴はなぜ起こるの?

方向音痴の人とそうでない人、違いは何なのでしょうか?

そこが方向音痴の原因を探るポイントになるはずです。

 

方向音痴に関するこんな研究結果があります。

被験者に下の地図を見せた後、

今あなたは1にいて、2が前にあります

として4はどの方向にあるか尋ねた場合と、

今あなたは2にいて、1が前にあります

として4の位置を尋ねた場合について、被験者の正答率を比較しました。

 

すると、同じ地図にも関わらず、「1にいて前に2」の場合の方が正答率が高くなったのです。

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これは、人は地図を見るとき、自身の中で勝手に上を設定して覚えているため、頭の中で方向を回転させることが難しいことが原因です。

 

つまり、すべての方向が同じ価値を持っているわけではないということで、これを異方性と呼びます。

 

一方で、床に地図を置き、その上を歩いて覚えた場合(ナビゲーション学習)には異方性が生じませんでした

地図学習で異方性が現れ、実際の方向が分からなくなることを「整列効果」と呼びます。

方向音痴の原因はこの「整列効果」にあるのです。

 

整列効果の仕組み

地図学習でのみ整列効果が生じる理由は、異方性にあると説明しました。

ではなぜナビゲーション学習は異方性が生じないのでしょうか?

 

理由は簡単です。

地図上を歩いてみることで体の向きが変化するため、特定の一方向を上と認識しないんです。

したがって、整列効果による方向音痴を治すには、いかに異方性を排除するのがポイントです。

 

方向音痴を治すためにやるべきこと

方向音痴を治すには、異方性排除がポイントです。

そして異方性を排除する最も簡単な方法は、地図を記憶するときに、自分の中で上下左右を設定しないことです。

そのために以下の3つの方法を実践してみて下さい。

 

地図を4方向から読む

地図を見るときに、スマホを90度ずつ回転させて4方向から見るようにしましょう。

現実に体が回転し、方角が変化した場合に対応しやすくなります。

 

ストリートビューを利用する

ストリートビュー機能を使うと、実際にその場を歩いているのと同じ景色を見ることができます。

実際のイメージを予習しておく、つまりナビゲーション学習を行うことができます。

ナビゲーション学習では異方性が生じませんから、整列効果による方向音痴防止に繋がります。

 

コンビニの位置を把握する

目的地までのルートにあるコンビニの位置を確認しましょう。

コンビニは色が明瞭で見つけやすいので、ルートが正しいかチェックするのに役立ちます。

 

以上今回は心理学を利用して方向音痴を治す方法をご紹介しました。

方向音痴でデートに遅刻しちゃう、なんてことが無いように、紹介した改善方法を試してみて下さい。