建築士法とは、建築物の設計や工事にかかる資格(一級建築士等)を定める法律で、昭和25年5月24日に田中角栄らによって提出された議員立法です。

改正内容

今回の改正内容は、一級建築士・二級建築士の受験資格についてです。

 

実務経験なしで受験可能に!?

まず、一級建築士について、これまでは大学で指定された講義を受講して卒業し、その後2~7年の実務経験を経てようやく一級建築士の受験資格が与えられていましたが、実務経験なしで受験可能になりました

つまり、大学院もしくは就職して実務経験が必要だったのが、卒業後すぐに受験可能になったのです。

例えば学部で必要単位を取得して大学院に進学すれば、大学院の学生のうちに受験が可能になりました。

それに何の意味があるの?

一級建築士試験は、合格率10~20%の超難関試験と言われているのは皆さんも噂程度に聞いたことがあるかと思います。

学生に受験資格が与えられるということは、十分な勉強時間を確保できる環境で準備することができるということです。

社会人として仕事と両立して勉強しなければならなかったですが、今後十分な勉強を積んだ学生が参入することでより高度で合格倍率の高い難関試験になることが予想されます

実際、建築士法改正を事前に予想し、来年の受験に向けて既に準備している学生が5万といます。

 

しかしながら、試験に合格しても一級建築士の免許を貰うには、これまで通りの年数の実務経験が必要です。

「免許取得までの期間は変わらず、試験のみフライング的に受験できるようになった」って感じですね。

また、これまでは二級建築士を取得した後に指定の実務経験を経て一級建築士の受験資格が与えられましたが、改正後は実務経験なしで二級建築士取得後すぐに一級建築士を受験できるようになりました。

 

二級建築士も同様

二級建築士についても、工業高校で指定の授業を取って卒業すればすぐに二級建築士の受験が可能になりました。

また、前述したように、二級建築士取得後すぐに一級建築士受験が可能に改正されたため、高校卒業後すぐに級建築士を取得し、2年の実務経験で二級建築士の免許取得後すぐに一級建築士を受験すれば、最短20歳で一級建築士の受験が可能です。(一級建築士免許取得までその後4年間の実務経験が必要)

 

施行は令和2年3月1日

施行は来年の2020年3月1日からです。

が、一級建築士の試験は毎年7月に始まるため今年の応募は終了しています。

つまり、今後受験する人は全員改正後の受験資格で受験可能になります。

実務経験待ち中の社会人の皆さんは、ぜひこの機会に受験を試みてはいかがでしょうか。

ちなみに私も受験予定です。

進捗も報告していきますので、はてなブックマークorサイトをお気に入り登録の上、定期的にチェックして頂けると幸いです。ペコリ<(_ _)>