TOEIC公式スコアって、単純に正答数が点数になっていないことをご存知ですか?

7割正答していても点数は6割に下げられていたり、2,3問間違えてても満点にしてもらえたり。

いくつかのルールに基づいて点数計算されているんです。

 

TOEICは何点満点?

TOEIC公式テスト(リスニング&リーディング)はリスニング45分間、リーディング75分間の計120分間で行われます。

問題数はそれぞれ100問の計200問。合わせて7つのパートで構成されます。

満点は990点(リスニング495点、リーディング495点)です。

 

 

正答数と点数の乖離

990点満点のTOEICですが、990点を取るのに正答数は195問/200問程度で十分です。

TOEIC公式問題集の冒頭に、正答数と予想点数について、下例のような表が載っています。つまり、正答数と点数はイコールではありません。

リスニング正答41〜45問→140〜225点
リーディング正答61〜65問→235〜325点

↓割合表示すると、、

リスニング正答41〜45%→点数28〜45%

リーディング正答61〜65%、点数47〜66%

 

割合表示すると、正答数と点数が単純比例していないことがよくわかりますね。

 

点数計算方法

ではどうやって点数計算しているのでしょうか?

様々なルールに基づいていますが、覚えておくべきポイントはたった3つです。

 

同じマークを続けるとマイナスされる

TOEICは4つの選択肢で構成されますが、連続で同じ記号をマークし続けると適当にマークしたものと判断され、正答でも点数になりません。

 

TOEICは制限時間が厳しいことで有名で、最後数問を適当に同じ記号で塗りつぶす人がすごく多いです。

分かっていないのに適当に選んだ正答を点数化してしまうと、正しい評価になりませんよね?

そこで考えられたのがこのルールです。

 

でも本当に連続で同じ記号が正答なケースもあるはずです。
何問までなら大丈夫なのでしょうか?

 

私が受験した過去のTOEICでは、4問連続で同じ記号が正答だったときがありました。

そのため、4問までは確実に大丈夫なはずです。

それを踏まえると、5〜6問以上連続して同じ記号をマークすると点数から除外されると考えられます。

 

990点満点≠全問正解

TOEIC参考書の著者紹介文に、「9回連続TOEIC990点」とよく紹介されていますが、これは決して全問正解しているわけではありません

数問の誤答を許容するのには、3つの理由があります。

 

文章表現の曖昧さ

「ネイティブでもTOEIC全問正解は難しい」とよく言われます。

日本人が国語の問題を解くのと同様に、文章は受取手ごとに違う意味で捉えられがちで、これが正解って言いづらいです。

 

制作側のミスに適応

また、TOEICは英語レベルの高い人も受験するため、レベルの高い問題をいくつか用意する必要があります。

その過程でどうしても普段使わない専門用語を使わざるを得なくなることがあります。

そのように制作側が難しくしすぎた問題については点数をマイナスしないルールを取ることで、難しくしすぎた回も易しい回も毎回公平に評価する仕組みになっています。

 

人間性の考慮

最後に、人間誰しもミスはしてしまいます。

本当は分かっていたミスを英語力がないと判断するのはダメだ。」ということで、数問のミスを許容するルールづくりがされています。

 

正答数ゼロでも0点にはならない

TOEICでは、一問も答えられなくても0点にはなりません

TOEIC公式問題集の正答数と点数計算表には、こうあります。

「正答数0→点数5〜35」

TOEICの最低点はリスニング・リーディングともに5点なのです。

つまり、合計で10点が最低点数となります。

人間にミスはつきものだから、本当は2〜3問分かってたはずだ、という優しさの5点ですね笑

 

TOEFL換算表

大学院入試などでは英語試験としてTOEFLを要求される場合があります。

TOEFLは大学院生や留学生向けに作られた英語能力試験で、科学的な専門用語が多用される点が特徴です。

社会人向けにビジネス用語多めに作られたTOEICとは役割がまったく違いますが、点数には比例関係があるとされています。

 

TOEFL試験を個人で受験しようとすると2〜3万円かかりますが、5000円程度で受験できるTOEICを受験して、TOEFLだったら何点だろうと換算することができます

そうして練習して、本番の一回だけ高いTOEFLを受験するのが一般的です。

 

下のTOEIC・TOEFL換算表を使って点数計算してみましょう。

TOEICの点数計算にはご紹介した以外にも複雑なルールがいくつかあります。

何度も受験していると体感で分かってきます。

見つかると嬉しくなってまたTOEIC勉強がんばろうと思えるので、皆さまもぜひ探してみてください。